どうもー自由を諦めない子持ち一馬力サラリーマン!リラボンです。
太陽光投資に興味があり、本ブログの方がはじめての方は↓の記事からご覧ください。
本記事では自由を諦めない子持ち一馬力サラリーマンが太陽光投資のメリット・デメリットの実態を解説します。
既存のサイトでメリット・デメリットを解説しているものもありますが、情報が古かったりメリットじゃなくて特徴だったりとピンとこないものが多いので記事にしました。

あなたって、あるもので納得しないよね

じゃなかったら、業者でもないのに記事にしないよ
太陽光投資のメリット・デメリット8選
まずは結論!
- サラリーマンでも事業収益を作りやすい
- 売上を読みやすいから始めやすい
- 手間があまりかからないから始めやすい
- 使えるお金を残しやすい
- 制度改正に晒されやすい
- インフレ局面で他の投資に劣後しがち
- 物件選びに失敗すると立て直しが難しい
- 自然の影響で不足の事態に晒されやすい
太陽光投資のメリット編
メリット1:サラリーマンでも事業収益を作りやすい
1番目は「いまから太陽光投資は”あり”なのか!?」の記事でも解説した事業収入を作れるというメリットです。
事業収入を作れると何がいいのか?
それは使えるお金を増やせるからです。
ごきげんに生きたいサラリーマンは、投資を始めるより先にやることがあります。
それは税金をハックして効率的に投資資金を用意できる状態を作ることです。
経済的自由をめざす、FIREをめざす系のブログや書籍は私も好きで見ています。
そう言ったブログの多くは、株式投資による資産拡大を目指すものです。
私自身も投資の力でアーリーリタイアを目指しています。
しかし、ある時点でふと根本的な問題に直面しました。

結局、投資に回せるお金の量が大切なんじゃ?
この本質的だが夢も希望もない事実。
金持ちがより金持ちになるという現実から目を背けたくなります。
そこで、レバレッジが効く投資として指数CFD取引と株の信用取引に興味を持って取り組みました。
その結果は……また別の記事で紹介しましょう。
リラボンの結果がどうであれ、FX、CFD、信用取引のような筋の悪いレバレッジを始める前に目を向けるべきなのが節税です。
節税によって投資に使えるお金を増やすことにも目を向けましょう。

節税を考えないのは、入部したての天才・桜木花道のようなもの。
派手さのあるスラムダンクばかりを狙って基礎を疎かにしている状態です。
仕事でも資産運用でも結果を出す子持ち一馬力サラリーマンになるべく、資産運用の基礎である事業所得による節税を習得しましょう。
事業所得の何が優れているかは別の記事で整理しています。
ここでは、低圧野立て太陽光による売電収入は事業所得とみなされるということをおさえてください。
世の中には事業とは言えない一時的で小さな収入を「事業所得です!」と主張し確定申告するおヤンチャな人もいるようです。
しかし、私たちは誇り高き一馬力子持ちサラリーマンです。
正々堂々と主張できる収入源をもちたいものです。
それを実現するのが太陽光発電による売電収入です。
不動産には「5棟10室」という一定のハードルがあり、せどりやプログラミングなどの副業を事業に育てる時間的余裕もない。
太陽光投資は、そんな忙しい一馬力子持ちサラリーマンにとって最適な税金ハック装置になります。

副業が発電事業という響きも悪くないね!
メリット2:売上が読みやすいから始めやすい
売上が読みやすいから心理的にも始めやすい、融資もでやすいから金銭的にも始めやすい。
これが2つ目のメリットです。

どういうことよ?

順番に解説します!
事業所得のメリットが理解できても、実際に副業を始められる人はごくわずか。
実際に初めても結果を出せる人はごくわずか。
悲しいけど、これが現実です。
この現実を受け止めて副業を始めて、さらに継続できている人が結果を出せるのです。
とは言っても新しいことを始めるのは怖くて億劫です。
この恐怖は、期待が裏切られる恐怖だとリラボンは考えています。
○○円稼げると期待して始めても、結果が思うようにでなかったらどうしよう。
投入した時間やお金が無駄になったらどうしよう。
だったら、最初から始めるのやめよう。
このような、人間に備わっている「損失回避」の性質が新しいチャレンジを邪魔します。

だったら、期待値からブレにくい事業を始めなさいよ

それが太陽光による発電事業だよ
期待値が裏切られる恐怖から逃れるために、何もしないという選択をするのが大多数。
大多数と同じことをしていたら、労働者階級から抜け出せません。
自由を諦めない誇り高き一馬力子持ちサラリーマンにとって、新しいチャレンジは欠かせません。
とはいえ、やはり家庭を支える一馬力サラリーマンは無茶もできない。
そこで、売上が読みやすい太陽光投資が一つの解になるのです。
太陽は突然出なくなる日はありません。
明けない夜も止まない雨もないのです。
月によっては日照量が少ない月はあります。
しかし、年間やFIT期間の20年というスパンでみれば平均に回帰します。
お客様である電気事業者が潰れることもないでしょう。
電気エネルギーは社会の重要なインフラだからです。
買い手と買取価格が保証されていて、原材料である太陽光も安定供給される。
それが売上が読みやすいという太陽光投資の特徴です。
この特徴から生まれるメリットが、始めやすさです。

これは融資する側からみてもプラスです。
収益が読みやすいのですから、非常にお金を貸しやすいのです。
融資がでやすいというのも始めやすさにつながります。
不動産投資だと物件と属性が金融機関にハマらないと融資を受けれません。
太陽光は誰がやっても同じような結果になるので、ある程度の属性があればチャレンジできます。
具体的には年収400万円強からですね。500万あれば安心です。
メリット3:手間があまりかからないから始めやすい

働き盛りである一馬力子持ちサラリーマンである私たちはとにかく時間がありません。
節税の観点から給料を増やすより、事業所得を増やした方がいいと分かっていても時間がない。
そんな時間があるのは、お一人様か子供のいないDINKSだろうと嫉妬したものです。
そんな、社会にも会社にも家庭にもフルコミットしている一馬力子持ちサラリーマンのあなたに朗報です。
太陽光投資は非常に手間が少ないです。
やったとして年2回の草刈りぐらいです。
この草刈りも防草シートを敷いて草を防いだり、近隣のシルバー人材センターに依頼したりと工夫の余地があります。
そうなると本当にやることがなくて、遠隔監視装置をたまにみるぐらい。
この手離れの良さが、サラリーマンの副業にピッタリフィットします。
メリット4:使えるお金を残しやすい
賢くおさいふをハックしてご機嫌に生きたい私たちが、投資をする理由はなんでしょうか?
それは使えるお金を増やして、人生の満足度を高めることに使うためです。

そりゃそうでしょ

使えないお金が増える投資もあるんだよ
不動産投資家さんと話をしていると、手元に残ったお金に対する考えに差があることに気づきます。
不動産投資家さんは退去時の修繕費用や、共有部の設備修理費など突然の出費に備えるために現金を手元に残しておきたいと考えています。
一方で太陽光投資家は、稼働後の現金はそれほど必要となりません。
これは次のような特徴によるものです。
- 作りがシンプルなので故障率が低い
- 発電できない状態も保険でカバー可能
発電事業で稼いだキャッシュを次の投資に回し、高い投資効率を維持できるというメリットがあります。
太陽光投資のデメリット編
デメリット1:制度改正に晒 されやすい
再生エネルギーの固定買取制度(FIT)は、2012年開始の比較的若い制度です。
FIT制度により太陽光発電所は急速に増えエネルギー需要を支えていますが、不都合が生じている部分もあります。
そのため、短いスパンで制度改正が行われてきた歴史があります。
今後も太陽光発電に関する制度改正は起こるのか?それを正確に予想できることはできません。
これが1つ目のデメリットです。
これまでどのような制度改正が行われてきたのか、特に影響があった2つを例に見ていきましょう。
過去の制度改正①:出力制御対象拡大

出力制御ってなによ?

一時的に売電を止めることだよ

収入減るじゃん!
電線に流せる電気の量に限界があります。
あまりに多くの発電所が建設されたため一部のエリアでは、キャパオーバーとならないように一時的に発電を止める処置が行われています。
これが出力制御です。
出力制御は電気の需給バランスが崩れ供給過多となったときにも行われます。
当然、発電を止められるのですから収入は減ります。
従来は出力制御を受ける時間に上限があったのですが、現在は無制限になっています。
2021年4月からは東京電力エリアも無制限・無保証ルールが適用されることになりました。
しかし、東京電力エリアでは2022年6月末現在まで太陽光の出力制御は行われていません。(リラボン調べ)
これから太陽光投資を行う人は、電力需要が旺盛なエリアに購入した方がよいでしょう。
過去の制度改正②:廃棄等費用積立制度
これは太陽光パネルの廃棄費用を源泉徴収するという制度です。
FIT期間の後半10年間の売電収入から、廃棄費用が強制的に引かれて振り込まれます。
引かれた廃棄費用は外部機関によって積立られ、パネルの廃棄や交換時に取戻しできます。
積み立てられた費用の運用がどうなるのか気になる部分はある制度です。
気になる積立金額は、FIT認定年度に異なります。

こちらの制度改正については、必要な費用の積立であるため事業計画に大きなインパクトはありません。
しかし、自由を望む一馬力サラリーマンとしては外部に積立られるのは気持ちがいいものではないですね。
例外的に内部積立も許容されるようなので、継続的な情報収集していきます。
デメリット2:インフレ局面で他の投資に劣後しがち
太陽光投資のメリットはFIT制度により、売上が安定していることでした。
これはデメリットにもなります。
デメリットになるケースとしてはインフレ局面です。

インフレって何?

物の値段が上がっていくことだよ
日本政府が目指している給与上昇を伴うインフレが実現したとき、太陽光投資の安定の源泉である固定買取価格がマイナスに作用します。
物の値段が上昇しているのに、売電価格は固定なので相対的に減収になるからです。
不動産投資をしていれば家賃は上がりますし、株式投資をしていれば好景気を背景とした株高や配当増が見込まれるますね。
そんな中、固定買取価格の太陽光は投資効率が相対的に落ちるのです。
実際に景気を伴ったインフレが起きた時には、魅力的な売電先に切り替えるなど新しい選択肢がでているかもしれませんね。
あまりデメリットとして悲観的に考える必要もないとリラボンは考えています。
デメリット3:物件選びに失敗すると立て直しが難しい
太陽光投資のメリットは、変数の少なさとも言えます。
パラメータが少ないので予想が立てやすく安定した収益を期待できるのですね。
誰がやっても同じような結果を期待できる。
しかし、これは改善の余地が少ないというデメリットにもなります。
契約した物件の発電量がシミュレーションより少ない場合にできることが少ないのです。
パワコンの設定で改善するケースや、近隣の立ち木を伐採することで改善できる場合もあります。
ですが、その程度です。
不動産投資であれば、リフォームしてバリューアップしたり、ペット可にして差別化したりと工夫の余地があります。
太陽光はパラメータの少なさゆえ、物件選びに失敗すると立て直しが難しいです。

安定のデメリットは変化に弱いこと
デメリット4:自然の影響で不足の事態に晒 されやすい

野立ての太陽光は、その名の通り自然に剥き出しで設置しています。
当然、自然の影響をダイレクトに受けることになります。
鳥のフンでパネルが汚れたり、雪が積もって発電しなかったり、ヒョウでパネルにヒビが入ったり、強風で防草シートが剥がれたり、毛虫が発生して点検時に刺されたり。
大小様々な自然の影響を受けるものです。
このような自然の脅威の中で、事業にインパクトを与えるものは保険で対処が可能です。
また、ハザードマップで水害や土砂崩れの危険性を事前にチェックすることも有効です。
海の近くは塩や津波など不安要素が増えることも意識しておくといいですね。
降雪地帯の物件は、パネルの角度をキツくしておけば大丈夫とか、積雪も考慮してシミュレーションしているなどの売り文句を見かけます。
しかし、こちらもあえて不安定要素のある物件を購入する必要があるのか考えてみてください。
私が所有する茨城物件の例ですが、積雪時には1日発電が0になりました。
雪は太陽の光を遮断するようです。
お金を払って除雪を依頼している投資仲間もいました。
立地は変えられませんので、購入時の土地選びは慎重になさってください。
まとめ
享受できるメリットに魅力を感じる人は、デメリットを理解して許容できるか考えてみてください。
- サラリーマンでも事業収益を作りやすい
- 売上を読みやすいから始めやすい
- 手間があまりかからないから始めやすい
- 使えるお金を残しやすい
- 制度改正に晒されやすい
- インフレ局面で他の投資に劣後しがち
- 物件選びに失敗すると立て直しが難しい
- 自然の影響で不足の事態に晒されやすい
享受できるメリットに魅力を感じる人は、デメリットを許容できるか考えてみてください。
デメリットの許容度は人によって違います。
ですが、太陽光投資に限らず何かを得るためには人と違うチャレンジが必要になります。
それは、一発逆転のギャンブルが必要ということではありません。
制度を理解し、そのなかで賢く泳ぐことで差を生み出すことも可能なのです。
おさいふ・メンタル・日常をハックして、共にご機嫌な人生を歩みましょう。

