どうもー自由を諦めない子持ち一馬力サラリーマン!リラボンです。
このブログでは一馬力サラリーマンが人生をハックしてご機嫌に生きる方法を発信しています。
今回は、一馬力サラリーマンがご機嫌に生きるための必須装置である「事業」についてです。
事業というと難しく聞こえますが、私の周りではバンバン事業所得を得る仲間が増えています。
あなたが「事業」を持って周りの勤勉なサラリーマンを置き去りにする。
その一助にこの記事がなると願っています。
それほどの差が生まれるのが事業所得です。
- サラリーマンも税金ハック装置としての事業を持つべき
- 事業を持つと何がおいしいのか
- 事業を持つために何をすればよいのか
- 簿記の知識は大切

何?起業しろってこと??

そう思うよね。でも難しい話ではないから最後まで見てほしいな
資産運用とは税金との戦いである
サラリーマンというのは税金に関して関心が低い人が多いです。
リラボンも「税金なんて気にするより稼いだほうが早い!」と思って仕事に励んでいました。
しかし、資産形成にとって税金は最大の敵です。
利益の一定額を抜かれてしまうからですね。投資効率が下がるわけです。
一般的な投資というのは、平均的な運用利回りというものが存在します。
そうなると、資産形成のスピードを上げるには投資資金の最大化が重要です。
とは言っても、私たちサラリーマンは実業家でもないければ資産家の息子でもありません。
私たちサラリーマンが爆発的な収益を得るのは容易ではないのです。
そこにきて、税金です。
なけなしの収入から税金が引かれます。
資産運用を始めて「よし!脱ラットレースだ!!」と息巻いても、税金を黙って抜かれているようではゴールは近づきません。
税金をいかに低くコントロールしながら、投資に回せるかというゲームをプレーする必要があります。
実業家ほどの収入がないのですから、せめて抜かれる分は少なくする。
このような守備力を高めていく戦略がサラリーマンには必要です。
税金をハックして投資効率を上げたいサラリーマンにおすすめなのが「事業所得」です。
忙しい一馬力子持ちサラリーマンこそ、自由を手に入れるためには税金ハック装置としての事業が必要なのです。
事業を持つことの意味

節税して投資効率をあげようってのは理解したけど、なんで事業が必要なの?

それは給与所得を増やすより効率がいいからだよ
結論:給与を増やすより事業所得は効率的にお金を増やせる
サラリーマンも30代に入ってくると収入の上限が見えてくるのではないでしょうか?
私は管理職になってから、上限が見えてきました。
私の頑張りの延長線上にあるのが、上司たちだとすると「どうも割にあわないぞ?」と感じました。
負荷の高さに比べて対価が釣り合わないと感じ始めたのですね。
対労力でみた割の合わなさに加え、対可処分所得で見ても給料を増やすというのは悪手です。
これは、累進課税制度によるものです。
収入があがると所得税の税率もあがりますし、社会保険料もあがります。
仕事を頑張って額面の年収はあがったが、手元に残るお金はそれほど残らないという感覚になりました。
金融庁の資料によると一馬力子持ちサラリーマンが年収800万から1,000万に年収アップすると税と社会保険の負担は60万円アップするようです。
年収アップ分の30%も吸われてしまいます。

稼いだ分からちゅーちゅー吸われる税金と社会保険料たち……
この税金と社会保険料から自分のお金を守るのが「事業所得」です。
なぜ?:給与所得より事業所得が有利な4つの理由
給与所得を増やすより事業所得を増やすとお金が残る。
この信じ難い事実について、4つの理由を見ていきます。
- 社会保険料が取られない
- 経費が使える
- 損益通算ができる
- 控除が増える

ナニヲイッテイルカワカリマセン

ひとつずつ解説するね!
社会保険料が取られない
現行の社会保険制度では会社と個人のどちらか一方で保険に入ることになります。
私たちサラリーマンは会社で入っていますね。
つまり、サラリーマンは本業の給料に対して社会保険料の計算が行われるので、個人の所得である事業所得が増えても社会保険料に影響はありません。
事業所得がどんなに増えても社会保険料は増えないという制度設計になっています。

年収800→1,000万の例だと社会保険料は+9万だったね

事業所得で200万増やせば社会保険料だけで9万円お得だ!
経費が使える
経費が使えるというのはサラリーマン的な発想だと「会社のお金で飲み食いできてラッキー」で終わってしまいます。
しかし、経営者的発想で見ると「税引き前のお財布で買い物ができる」ということになります。
給与所得者は税引き後にお金が使えるのに対して、事業所得は税引き前に経費を使えるのです。


だから何なの?

具体的な数字で見ていこう!
経費が使えるということは、同じ収入でも課税所得が下がるということです。
税金は課税所得から算出されますので、課税所得が下がるということは税金が下がるということになります。
だから同じ額のお金を使うなら経費で使えると税金分お得になるんです。
125円の所得で税金や社会保険料が20%という条件で、100円のノートを買うケースをみてみましょう。

サラリーマンは100円のノートを買うためには125円稼ぐ必要があります。125円稼いでノートを買うと残金0……
一方で事業者は同じ125円稼いで100円のノートを買っても20円残るのです。
これが給与所得より事業所得が有利と言われる理由です。

円が万円だったら…20万円も差が出るのね!

税引き前のお財布からお金を出す。この破壊力は知っておきたいね!
損益通算ができる
事業を営んでいるとうっかり収入より費用のほうが大きくなる年があったりします。
いわゆる赤字です。
本当にお金が出ていく赤字もありますし、減価償却費などの関係でお金は増えているのに会計上は赤字ということもあります。
この損失を他の収入と相殺することを損益通算といいます。

サラリーマンの場合は本業の収入と相殺することになります。
損益通算により、課税所得が減りますから税金の負担を下げることができます。
事業所得だけでなく、他の投資においても損益通算できるか否かは意識しておくといいでしょう。
損益通算できない投資は最悪な投資と言われています。
損しても取り返しができないからですね。

経費じゃぶじゃぶ赤字からの税金圧縮…デュフw

赤字にするのが本質ではないよ。あくまでルールの範囲でね!
控除が増える
給料を増やしても課税所得が増える。
さらに累進課税制度によって税率まで上がる始末です。
でも事業所得を0から増やすケースでは話が変わります。
あるルールに従えば65万円の控除を受けられるのです。
そのあるルールというのが「青色申告特別控除」です。

控除増える。課税所得が減る。税金減る。お金増える。デュフw

怪物かな?
65万円控除の破壊力は税率20%で計算して13万円です。
家族旅行に1回行けるほどのお得を取れる控除を得られるのが事業所得です。
どうしたらいい?事業所得で税金をハックする方法!

給与を上げるモチベはなくなった!どうやったら事業所得でお得に生きられるの?

やることはすごく単純。
- 税務署に「開業届」と「青色申告承認申請書」を提出する
- しっかりと事業収入を生み出す
- 複式簿記で記帳する
一番のネックは「事業収入を生み出すこと」
税務署への書類提出は、必要事項を記入して提出すればOK。
提出時に審査があるわけでもなく、記入内容に不足がなければ提出して終わりです。
ここでつまずく人もいるわけですが、多くの人にとって問題は2つ目のステップ。
しっかり事業とみなされる収益をあげていけるかが問題です。

事業収入を生み出せないとどうなるの?

雑所得として扱われる可能性がある

雑所得?何か問題があるの?

まずは2つの違いを解説していくね
事業所得と雑所得の違い
税金トラレーマンからの卒業。
つまり、一馬力子持ちサラリーマンが賢くご機嫌に生きるためには事業所得が必要そうだという話がここまで。
しかし、必要書類を提出し65万円控除の要件を満たせばなんでも経費になって控除も受けれて節税できる!ウェーイ!!という訳にはいきません。
事業実態がなければ雑所得じゃね?と税務署より指摘を受けることになります。
雑所得になると何がおこるのでしょうか?
ざっと比較すると次のようになります。

雑所得であっても収入を得るためにかかった経費は計上可能です。
一方で、損益通算と青色申告の65万控除の特典は使えません。
ちょっとお小遣い稼いじゃったレベルの収入なら雑所得でよいかもしれません。
一方で、自由をめざしてある程度のまとまった収益を継続的に得ようとしているなら雑所得は悪手です。
損しても税金を取り戻せないというのは、資産形成においてそれほどまでに罪なのです。
では、事業所得と雑所得の判断はどのようにおこなわれるのでしょうか。
実はこれが曖昧だったりします。
一般的には「事業として行って得た収入かどうか」で判断すると言われています。
要はビシッと条件が決まっているわけではないんですね。

なにそれ、急に刺される可能性があるってこと?

そうだね。いくつか通説があるから紹介するね。
ある収益が事業所得になるのかどうか、税法に明確な基準は定められていません。
しかし、過去の判例から実務上は4つの基準で判断されると言われています。
- 反復継続性があるか
- 営利・有償性があるか
- 自己の計算と危険において独立して遂行する業務か
- 事業として客観的に成立しているか

なるほどーよくわかりません!

そうだよね。次は事業所得と認められない例を見てみよう。
このように判断基準がよくわからない事業所得と雑所得。
曖昧ならまずチャレンジしてしまえとう発想を持つ人がいます。
私も大いに刺激を受けた両学長がそうです。
両学長は書籍「本当の自由を手に入れるお金の大学」の中で、自分が事業所得として自信を持って主張できるなら開業届を出してしまえという趣旨の発言をしています。
ですが、本業で忙しいサラリーマンが税務署からお尋ねを受けて、別のストレスを抱えるのはごめんです。
独身であったり若者なら試しにチャレンジして指摘を受けても、うっかりテヘペロでも許されるかもしれません。
一方で私たちは誇り高き一馬力サラリーマンです。
あえてグレーな道をいくインセンティブがありません。
そこで、逆に事業所得として認められないと言われる副業について見ていきましょう。
- 原稿料
- モデル料
- オークションでの利益
- フリーマーケットの利益
- アフリエイト収入
出典:freee 副業の確定申告「事業所得」になるか「雑所得」になるかの違いと経費の処理方法
Webライティングの原稿料に、せどりの利益、ブログのアフィリエイト収入など、ポピュラーで巷で推奨されている副業たちが並びます。
自由を求めるために副業せよ!自分の事業を持て!というプロパガンダに踊らされて、頑張った先に「それって雑所得だよー」とサクッと刺される。
私たちのような賢い一馬力サラリーマンは、そんな選択をする必要はないでしょう。
実は雑所得は20万まで申告不要です。
それなら開業届を出して「事業所得として認められるかなー」と怯えるより、しっかり20万以上の利益を稼げて事業として認めらる副業の目処を立てた方が健全です。
事業所得として誇れるものを確立してから、事業化すればいいと思うのです。
もちろん、先に事業化しておいて実績はあとからという考えもありです。
個人的には、そういう考えの人の方が好きだったりしますが万人におすすめできるものではありませんね。

何だか夢がなくなってきた。萎える。

悲観する必要なし!やりようはあるよ!!
副業としてプログラミングやWebデザインの案件を継続的に受注し、事業所得として育てていく。
このようなやり方が1つセオリーなのかもしれません。
しかし、私たちは多忙な一馬力子持ちサラリーマンです。
これから、プログラミングやWebデザイン、動画編集など新しいスキルを学んで育てていく時間は正直ない。
ではどうしたらいいのでしょうか。
サラリーマンがサクッと事業所得を得るなら太陽光
そこで野立て太陽光が1つの解決策になります。

FIT期間は20年であり反復継続性があります。
売電するのですから、営利性・有償性もあります。
融資を引くという行為を通して、自己の危険において独立して遂行している業務です。
このように太陽光による発電事業は紛れもない事業所得です。
サラリーマンが自分の時間をそれほど投入せずとも、サラリーマンの与信力というリソースを投入して得られる事業所得があります。
それが太陽光投資だとリラボンは考えています。
同じ与信力を使った手法として不動産投資がありますが「5棟10室」といわれる壁があります。
これは「5棟10室」の規模なら事業所得と認められるという1つの基準です。
太陽光は1基であっても事業として認められるという点で、より手軽な方法だと言えます。
今から太陽光投資ってどうなの?という疑問もあると思います。
太陽光投資に興味があるけど踏み切れない方は、この記事の最後にある関連記事をご覧ください。
地味に大切!「簿記」の知識はこうやって身につける
もう1つハードルがあります。
事業所得の節税メリットを教授するために欠かせないのが簿記の知識です。
65万円の青色申告特別控除を受けるには「複式簿記での記帳」が必要です。
もちろん、簿記の知識がなくても税理士さんに丸投げすれば節税というメリットは得られます。
しかし、あなたがこれからも資産形成を続けていき労働以外の収入でご機嫌に生きていきたいと考えるなら簿記の知識は必須です。
私は入社直後に簿記2級まで取得しました。
正直、当時は何の意味があるのかわかっていませんでした。
それでも現在、サラリーマンをしながらも自分の法人を運営して資産形成していく中で何度も簿記の知識を使ってきました。
今では簿記3級までは、教養として取っておきたい資格だと思っています。
どんな資格もそうですが、簿記の資格も取得した瞬間からあらゆることがわかるわけではありません。
残念ですが財務諸表から会社の健康状態が読めるようになるわけでもありません。
しかし、巷に溢れるマネー本の類が何を言わんとしているか。
その真理の輪郭はおぼろげに見えてくるでしょう。
おすすめの勉強方法
- 書籍で勉強する
- 動画で勉強する
まずはシンプルに書籍に勉強するのがおすすめです。
ある程度の学力があればこちらの書籍で十分です。
しかし、1つデメリットがあります。
理解の解像度が低くなってしまうのです。
古代ローマ人が発明したと言われる簿記はよくできているのですが、とっつきにくいものです。
書籍だけだと最初の「わけわからん」状態から抜け出すのに時間がかかる。
もしくは、抜け出せないまま「よくわからないけど合格した」という状態になります。
これは非常にもったいない。
そこで理解の解像度を上げる手段をご紹介します。
それは動画教材です。
たまに、アフリエイターの方が通信教育を紹介しています。
しかし、高級です。おそらく報酬目的で高額な通信教育に誘導しているのでしょう。
そこで動画です。
Youtubeでも良いですが、質の良いYoutube動画を探すのに手間がかかります。
良さそうなYoutube動画を見つけても「もっといいものがあるかもしれない」と、どこか疑念を持ったまま学習を進めることになり効率が下がります。
効率よく学習するために動画教材を利用するのでしたら、サブスクの有料(優良)な動画教材を利用した方がよいですね。
おすすめは、資格の学校TACのノウハウが凝縮された充実の講義ムービーが月額1,078円で見放題のオンスク.JPです。
無料体験もある
動画学習を経験していないサラリーマンのみなさん。
ぜひ新時代の学習スタイルを体験してください。
効率の高さに驚くことでしょう!
まとめ
資産運用とは税金との戦いであり、税金トラレーマンから卒業すべく事業所得を持つのがよい。
事業所得には次のメリットがある。
- 社会保険料が取られない
- 経費が使える
- 損益通算ができる
- 控除が増える
巷に溢れるおすすめ副業を始めても、サラリーマンを続けている限り雑所得と判断される可能性がある。
ならば、サラリーマンの属性を活かしながら太陽光投資で否定の余地がない事業所得を得るのが勝ち筋ではないでしょうか。
さらに複式簿記での記帳というハードルを越えるため、またはこれから事業所得をスケールしていくための教養として簿記の知識が必要である点を解説しました。
簿記の勉強は書籍でも十分ですが、より解像度の高い理解を求めるのであれば優良な動画教材にアクセスするのがよいですね。


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[…] サラリーマンが事業を持つことでどのようなメリットがあるのか?詳細は別記事で解説します。 […]